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KYな人の心理学

KYな人の心理学について考えてみると
いろいろ分かることがあります。
一般に空気が読めないKYな人は、
コミュニケーションの相手の顔の表情や
眼元の表情を見ないで話す人が多いです。
うつむきがちにコミュニケーションしたり、
顔ではないところや、仕事の資料を見ながら
話すクセがある場合が多いです。

それにより耳から入ってくる
言葉ばかり注意が向き、相手の真意・心情を
理解できずに苦労しています。
なぜ、このように視線をあわせてコミュニケーションする
ことができないかというといろいろなケースが
心理学的に考えられるとおもいます。
しかし、心理学的にひとつあげてみると、
対人恐怖症の可能性も考えられます。

対人恐怖症は、心理学的にいうと、他人に自分が
どう見られているかにこだわりすぎる病気です。
自分がヒトからどのように見られているか、
どんな印象をもたれているかを気にしない人はまずいません。
ただ、他人の本当の気持ちは、なかなか実際には
わからないものです。そのようなことに、こだわりだすと
きりがありません。

自分の表情や視線、動作がヒトからどう映っているか、
それを過剰に意識しすぎることから対人恐怖症は始まります。
赤面、手のふるえ、表情のこわばりなどがやたら気になったり、
周囲の視線や存在そのものを恐れることが
対人恐怖症の症状です。

対人恐怖症は、心理学的には、思春期ころに起こる
ことが多いといわれていま。
幼い子供の頃は、ふつうは、周囲の視線など
誰も気にしないでしょう。
それが成長するにつれて、次第に学校や友達など社会生活の中での
自分の役割というものを意識するようになります。
それにつれて、周囲の目が気になるようになるわけです。
なので、思春期ころに周囲の視線を気にするようになるのは
決して病気ではありません。

ただそれが度を越して過剰な反応をするようになると、
心理学的、精神病的に「対人恐怖症」という
病気のカテゴリに入ることになります。
相手の表情から気持ちを読むことができないのが、
KYな人のクセです。
なので、その癖を治せば、KYな状態から
脱出できるわけです。

しかし、場合によっては、明らかに、
心理学的、精神病的な対人恐怖症の気味がある
と感じるケースもあります。
心理学の面からいっても、対人恐怖症は日本人に
多い病気と言われています。たとえば、
米国や英国には対人恐怖症という病名自体がありません。
なんでも、平均がいいことだとする
日本的な考え方が対人恐怖症を発生させているとも
言われています。

平均からはずれれば当然目立ちます。
日本は、目立つことの良さより悪さの方が
意識される文化です。
心理学的にも、自分の存在が他人に不快な影響を与えている
のではないかという意識が対人恐怖症の原点と言われています。
たとえば、口臭やワキガを過剰に心配する自己臭恐怖、
外見が醜いと気になる醜形恐怖(しゅうけいきょうふ)も
対人恐怖症と同じ種類の病気です。

対人恐怖症は、年齢とともに自然に治ることもあります。
しかし、治らない場合は、カウンセリングなどの
治療が必要になります。
大部分の対人恐怖は、自然に30歳までに治ります。
もし、あなたの知り合いが、対人恐怖症っぽくて、
周囲からKY(空気読めない)と言われているなら、
精神科に行ってカウンセリングなどの
治療をすすめたほうがいいかもしれません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080322-00000000-oric-ent